子宮筋腫の治療法は自分で決める!子宮筋腫という病気を理解することから始めよう!

説明する女性

 

35歳を過ぎると、”子宮筋腫”を持っている人が多くなってきます。子宮筋腫があることを自覚していない人を含めると2人に1人が筋腫を持っているとも言われています。

子宮筋腫と診断されたとき一番大切なのは、【自分の意思を伝え、しっかり主張すること】だと思います。

病状によっては、自分が望む治療法では無理なこともあると思います。しかし、お医者様に全て依存することはよくありません。

今の病状を知り、どのような治療法があるのか。どの治療が自分にとって最善なのかなどを理解することが大切です。

 

最近では女性のお医者様も多くなりましたが、まだまだ男性のお医者様が多いです。

こんなこと言うと叱られるかもしれないけど、いくら専門的な知識を持たれている名医と呼ばれるお医者様であっても、男性には女性の気持ちはわかりません。

一人ひとりの患者さんに対して感情移入することもできませんよね。

子宮筋腫という病名は同じでも、起こっている症状も一人ひとり違います。また、生活環境や考え方なども違うので、一番理想的とする治療法は違って当然のことだと思うんです。

子宮筋腫は命に関わるような病気ではありません

そもそも子宮筋腫は良性の腫瘍です。多くの場合は今すぐ治療を行わなければ大変なことになる!そんな緊急を要することは殆どありません。

良性でも「腫瘍」という言葉を聞くだけで「がん」じゃないの?って怖くなりますよね。

 

知らない間に筋腫が大きくなっていて、お医者様に「筋腫が大きくなっているので手術が必要です。」と言われたら、お医者様の言われるままになってしまいそうになります。

子宮筋腫に限らず他の病気であっても、お医者様に言われるままに治療をし処方されたお薬を服用する。「お医者様にお任せしていたら大丈夫」と思っている人が多いと思うんですよね。

「腫瘍」には良性のものと悪性のものがあります。子宮にできる腫瘍で良性のものを子宮筋腫、悪性のものを子宮肉腫と呼びます。

 

子宮筋腫は良性の腫瘍、腫瘍という言葉は怖いですね。子宮筋腫は良性の「こぶ」みたいなものです。「こぶ」なら余り怖くないですね!

 

子宮筋腫が見つかったらまずどうすればいいの?

子宮筋腫があることが分かったからといって、驚き焦ることもないし、すぐに治療法を決断する必要もありません。

婦人科検診の普及や診断技術の進歩によって、子宮筋腫が発見されるようになりました。

女性が余り検診を受けていなかった頃は、子宮筋腫があることに気付かないまま閉経の年齢になり、閉経と共に筋腫は小さくなりそのままの人も多かったんですね。

子宮筋腫の場合、治療をするか否かの判断は「筋腫があることによって日常生活に支障があるかどうか」だと言われています。

私の伝えたいこと、分かってもらえますか。子宮筋腫が見つかったからと言って、日常生活に影響が出ていない場合は、今すぐ何かをしないといけないことはありません。

 

これは私自身が経験したことなんです。28歳の時に大きな子宮筋腫があることを知り、45歳になるまで一切治療も行っていませんでしたが、18年間、命に関わるような状況に陥ったことは1度もありません。

冷静に自分の状態を把握しましょう!

また子宮筋腫は、生活習慣が原因になっているのではないか。とも言われています。

生活習慣を是正することで筋腫が小さくなったり、症状が軽減されることもあるようです。子宮筋腫と生活習慣に因果関係については無いと断言できない部分もありますね。

もしかしたら大きな原因になっているかもしれません。子宮筋腫の原因 チェック! で生活習慣についても紹介しているので、気になる方はチェックしてみてください。

 

自分の筋腫はどのタイプか把握しましょう

子宮筋腫は筋腫ができる位置や大きさ、数などによって治療法が異なります。どのタイプ筋腫なのか知ったうえで、治療法を考えていきましょう。

子宮筋腫が見つかると、すぐに手術と考える人も多いみたいですが、定期的に検診を受けて経過観察することも多いんですよ。

 

経過観察といっても放置するのではなく、自分の筋腫がどのタイプなのか、筋腫が出来ている位置や大きさなどを知っておくことが大切です。

最初の検診で子宮筋腫と分かる場合が殆どですが、子宮腺筋症や子宮肉腫のように子宮筋腫に似た病気の可能性もあります。

子宮筋腫と判断するためにも、必要がある場合は超音波検査やMRI検査を受けるようにしてくださいね。

子宮筋腫の検査方法は、病院での子宮筋腫の検査の方法と注意することで紹介しています。

 

子宮筋腫は3つのタイプに分けられる

子宮筋腫はどの位置にできるかで3つのタイプに分けられています。子宮筋腫の場合は、子宮頸部よりも子宮体部のほうにできる方が多いようです。

筋腫の大きさは、目で確認できないような小さなものから、新生児の頭ほどあるような大きなものまであります。

そして子宮筋腫は、一度に複数の筋腫ができることが多いのも特徴のひとつなんですね。

子宮筋腫は、良性のこぶのようなもので、癌のように健康な組織を破壊したり他に転移するようなことはありません。

 

では、子宮筋腫の3つのタイプを説明していきますね。

 

子宮筋腫の種類その1.粘膜下筋腫

子宮の内側をおおう子宮内膜(粘膜)のすぐ下にできる筋腫のことを粘膜下筋腫と呼びます。

粘膜下筋腫は、子宮内腔に突き出る形に大きくなるため、小さいものでも月経量が多くなる傾向にあります。

また、根元に茎のあるものができるものは、有茎粘膜下筋腫と呼ばれています。

有茎粘膜下筋腫の場合は、異物を排出しようとする子宮の働きによって外に押し出され、子宮口から飛び出してしまうことがあり、この症状のことを筋腫分娩といいます。

 

子宮筋腫の種類その2.筋層内筋腫

子宮筋層の中にできるタイプの筋腫で、子宮筋腫の中で最も多いタイプになります。

筋層内筋腫の場合は、小さいうちは無症状なことが多く筋腫が大きくなるまで気がつかない人も多いようです。

ただ、大きくなると子宮内腔まで張り出していまい、月経異常を招く原因になります。

 

子宮筋腫の種類その3.漿膜(しょうまく)下筋腫

漿膜下筋腫は、子宮の表面をおおう漿膜の下にできる筋腫で、外側にこぶのように突き出ています。

漿膜下筋腫の場合は、子宮の表面にできるため子宮内膜を圧迫することがないので、月経異常などの症状が現れず無症状の場合が多いために、最も発見されにくい筋腫になります。

この漿膜下筋腫は、根元に茎のあるものができる場合があり、有茎漿膜下筋腫と呼ばれています。

 

子宮筋腫の治療法は急がずしっかり考える

検査で子宮筋腫のタイプや状態が把握できたら次の段階ですね。治療法はお医者様が考えるのではなく、自分も一緒に考えて下さい。

 

子宮筋腫の治療法をすぐに決断する必要はありません!

子宮筋腫は、一刻をあらそうような病気ではありません。自分にとって最善の治療法を選ぶことは、とっても大切なことだと思います。

もちろん、検査の結果によって手術が必要な場合もあります。また、自分が希望する治療ができないこともあります。

自分の意志をお医者様にしっかり伝えることで、最善な治療法をアドバイスしてくれると思うんです。

 

例えば、子宮筋腫の手術だけでも2つの考え方があります。

  • 子宮全摘出する
  • 子宮を温存する

子宮温存治療を希望するのであれば、「私は子宮を温存する治療を希望します!」と、お医者様にしっかり伝えてください。

お医者様も人間です。しっかり伝えることで、今の病状から可能な治療法を教えてくれます。

どのような治療であってもメリットとデメリットがあります。治療をしたくないからと、経過観察を希望し治療をしないこともメリットばかりではありません。

自分の希望する方法をしっかり伝えたうえで治療法をアドバイスいただき、その治療法のメリットもデメリットを知ったうえで治療を行うことが大切です。

 

子宮を残したのは女性にとって当たり前の主張です。

 

数年前までは、子宮筋腫の治療法は子宮ごと摘出する方法が主流でした。

今後出産を希望しない女性の場合は、子宮はもう必要ないという考え方だったのかもしれません。

しかし現代では、働く女性が増えたことで子供を出産する年齢も遅くなる傾向があり、子宮を残したいと願う女性が増えています。

よく考えてみて下さい。本当は子供を産む産まないに関係なく、子宮を残したいと思いますよね。

 

子供を産まない女性は子宮は必要ない?その考えは違うと思います。

お医者様の言われる通りに、全て受け入れる必要はないと思います。

女性なら年齢に関係なく、子宮を残したいと思うのは当たり前のことです!

もちろん症状によっては、子宮全摘することが最善な方法であることもあります。

でも治療内容を全く知らずに「先生に全てお任せします!」はダメです。

他のお医者様の意見を聞いたり、自分で調べることもできます。

 

調べる手段は山程あります。

ただ調べるだけではなく、色々な医療機関を回ったりすることも必要ですね。

病院によっては行えない治療もあって、本来なら開腹手術とかしなくても良いのに、設備がない病院を選んだがために開腹手術になってしまうこともあります。

お医者様によっても治療の考え方は違うので、色々なお医者様の意見を参考にするのは大切なことですね。

 

まとめ 子宮筋腫の治療は焦らず一番最善の方法を考えましょう

子宮筋腫は、緊急の場合以外は今すぐ治療方針を決定しないといけない病気ではありません。

筋腫は「良性の腫瘍」と呼ばれていますが「こぶ」みたいなものなので、子宮筋腫であることが明確になれば、怖がる心配はありません。

今は昔と違って、沢山の治療法から自分に合った治療法を選ぶことが出来ます。焦らず、ゆっくり考えてくださいね。

 

私は、28歳の時に子宮筋腫があることを知りました  必読 それも妊娠が分かった日でした。

先生から告知を受けたときに、余りのショックに気を失ってしまいました。自分が体験したからこそ、皆さんの不安な気持ちも分かります。

結果、45歳の時に腹腔鏡下手術で子宮全摘術をしましたが、納得した上で手術を選択しました。そのときの体験談もご紹介していますので、是非読んでみてください。

経験したから分かる子宮筋腫のリュープリン治療と腹腔鏡下手術のすべて!  必読 

意外と知られていない子宮筋腫の手術後ってどんなの?体験談  必読 

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか?お役に立つことが出来たら幸いです。

この記事だけではなく、子宮筋腫についてさまざまな記事を書いています。

子宮筋腫の手術。経験した私から伝えておきたい全ての事【保存版】

子宮筋腫の情報をまとめた目次のようなページです。
子宮筋腫で悩んでいるあなたの役に立てると情報だと思いますので、是非読んで下さいね。

 

説明する女性

2 件のコメント

  • Sayuriさん 始めまして。筋腫について読ませて頂きました。詳しく読みやすくとても参考になりました。経験者の方の話は何よりも参考になりますね。ありがとうございました。
    私は1年前に子宮ガン検査を受けた時に、6センチの筋腫があると言われ漢方薬を一年間飲んでいました。しかしその婦人科は血液検査のみで一年間、全く内診しなかったので不信に思い、セカンドオピニオンする事にしました。
    すると漢方薬の効果はなく8センチに大きくなってました。
    すぐに手術は考えなくて良い半年後に又受診と言われましたが、3ヶ月ほど前から腰痛が酷く仕事や家事に困難が…。休みの日は整骨院に通う日々です。
    筋腫による腰痛ではないか…。と最近思う様になりました。
    子供は二人いて妊娠はもう望みません。しかし手術後の後遺症や太る等の症状が心配です。急に老け込むのも嫌です。
    仕事はずっと続けたいと思ってるので、手術をして腰痛から解放されるならって気持ちも大きいです。
    こんな私にアドバイス頂けたら、嬉しく思います。

    • エヌ・ケーさん、コメントいただきありがとうございます。
      筋腫の治療って本当に難しいですよね。

      筋腫の治療を行うかどうかの判断は、日常生活に支障が出たときのようです。
      私の場合は、特に目立った症状はなく腰痛は持病だと思っていましたので
      筋腫が原因で腰痛になっている自覚がありませんでした。

      結果的には、筋腫が腰痛の原因になっていましたので、手術の後は慢性の腰痛が
      嘘のように改善されました。

      エヌ・ケーさんは、術後の後遺症を心配されているようですが
      卵巣を一緒に摘出しない場合は、肥満や更年期障害、ホルモンバランスの乱れなどの
      後遺症は余りないと説明を受けましたし、実際に私自身も後遺症を感じることはありませんでした。

      私の体験談になりますが、子宮筋腫の手術後、半年で10キロ減量しリバウンドもしていません。
      多分、老け込むようなこともなかったと思います。

      色々と不安なことも沢山あると思いますので、主治医の先生と納得いくまでご相談されて
      様々な治療法のメリット・デメリットをしっかり把握し、治療法を決定する方が良いと思います。

      私の体験したことで、お役に立てることがあれば良いのですが…
      大変だと思いますが、私の体験が参考になれば幸いです。

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


    *

    ABOUTこの記事をかいた人

    主人と20歳になる娘の仲良し3人家族。家族の笑顔はママの腕にかかっていると、スーパー主婦を目指すアラフィフ主婦です。 日常の生活の中で、メモしておきたい出来事やお役立ち情報。 そして、お料理も好きだけど、食べ歩きは大好き!おススメの料理や、美味しいお店などの紹介を配信しています。