矢部美穂が子宮筋腫に!子宮筋腫の最新治療”子宮動脈塞栓術(UAE)”とは?

お腹を押さえる女性

 

数日前インターネットニュースで報じられた、矢部美穂さん(39歳)の子宮筋腫開腹手術のニュースですが、この情報は少し違ったようですね。

実際は、矢部美穂さんは”開腹手術”ではなく“子宮動脈塞栓術(UAE)”の治療を受けられるようです。

子宮動脈塞栓術(しきゅうどうみゃくそくせんじゅつ)は、子宮筋腫の新しい治療法として注目されている治療法です。

ひと昔前までは、子宮筋腫の治療といえば開腹手術が主流でしたが、内視鏡手術や集束(しゅうそく)超音波、そして今回、矢部美穂さんが受けられる”子宮動脈塞栓術”など新しい治療法が導入されています。

成人女性の3人に1人が罹るといわれている子宮筋腫ですが、さまざまな治療法がありますので、自分自身の意見をしっかりと主治医に伝え、納得のいく治療法を選択するようにしましょう。

今回は、矢部美穂さんが受けられた“リュープリン治療”と、これから受けられる“子宮動脈塞栓術(UAE)”についてお話したいと思います。

私も45歳の時に子宮筋腫の手術を受けました。その時の様子は、経験したから分かる子宮筋腫があると起きる症状や検査方法についてで紹介しています。

 

矢部美穂さんが半年間、行っていたリュープリン治療について

矢部さんのブログを見ると、今回の子宮筋腫の開腹手術に至ったことを説明されていました。

子宮筋腫の手術、腹腔鏡手術を行うためにリュープリン注射を半年続けてきましたが、2センチしか小さくなっておらず、小さいものも8~10個近くあるそうです。

引用:矢部美穂さんブログより

矢部美穂さんは、腹腔鏡手術を受けるために半年間、リュープリン治療を受けられていたんですね。

 

子宮筋腫のリュープリン治療とは?

リュープリン治療は、排卵を促すホルモンを分泌する上位中枢に働きかけ、下垂体からのホルモン量を低下させることで、女性ホルモンを減少させる治療になります。

筋腫は、閉経すると女性ホルモンの分泌が減少し小さくなっていくため、リュープリン治療で閉経後の状態を作ることで、筋腫の成長を止め小さくするために行われます。

矢部美穂さんも言われていましたが、リュープリン治療は、リュープリン1.88mgを皮下注射する方法で半年間を1クールとして行われます。

リュープリン治療は保険適用される治療法で、1回が10,000円前後だったと思います。

皮下注射なので、痛みを伴います。打つ場所や看護師さんによっても違いますけどね。

 

リュープリン治療法を行うのはどんな時?

  • 筋腫を小さくし手術しやすい状態にする
  • 月経を止めることで貧血を改善する
  • 子宮への血液を減少させ、手術中の出血量を少なくする
  • 閉経に近い年齢で、手術を希望しない場合

 

矢部美穂さんがリュープリン治療を行っていた理由は、“筋腫を小さくし腹腔鏡手術を行うため”だったようですね。

但し、このリュープリン治療をすると絶対に筋腫が小さくなるわけではありません。矢部美穂さんのように、そんなに効果がない場合もあるんですね。

またリュープリン治療は副作用を伴うことがあるので、これから治療を受けられる方は参考にしてください。

 

リュープリン治療の副作用について

リュープリン治療は、薬の力で閉経時の状態にするため、”更年期障害”とよく似た症状が起こることが一番多いようです。

実際に矢部美穂さんのブログを見ると、リュープリン治療の副作用ホットフラッシュがあったようですね。

外に出たいけど、暑くてバテバテ

注射の副作用でホットフラッシュが原因なんですけど…ねっ

引用:矢部美穂さんブログより

私も、リュープリン治療を受けた経験がありますが、私の場合は”ホットフラッシュ”と”筋肉痛”の副作用がありました。

主なリュープリン治療による副作用をご紹介しておきますね。

  • 更年期のような症状(ホットフラッシュなど)
  • 骨量の低下
  • うつ状態
  • 脱毛
リュープリン治療の副作用で脱毛とありますが、余り知られていませんがリュープリンは抗がん剤の一種です。

 

リュープリンが抗がん剤だということは知らない人も多いかもしれませんね。もともとリュープリンは、避妊薬・不妊治療薬として開発されていました。

しかし後になって、性ホルモンの分泌抑制効果が判明し、がん治療のために抗がん剤として開発が切り替わった経緯のある薬です。

日本では1992年に、前立腺がんの治療薬として認可されています。

 

その他リュープリン治療については、経験したから分かる子宮筋腫のリュープリン治療と腹腔鏡下手術のすべて!で詳しく説明していますので、参考にしてください。

 

矢部美穂さんが行う、子宮動脈塞栓術(UAE)の治療方法

矢部美穂さんのブログを見ると、子宮動脈塞栓術(UAE)の治療に決めた理由がこのように記されていました。

開腹手術は術後に長い休養が必要だったり、どうしても傷痕がが残ったりと少し怖い気持ちもありました。

今は結婚、出産の予定もありませんが(笑)幸いに併発してる内膜症も軽度だったこともあり、再考に再考を重ねUAE(ブログにコメントも頂きました)という手法で手術したいと思います。

引用:矢部美穂さんブログより

なるほど・・・そうですよね。開腹手術となると傷跡が残りますからね。

 

矢部美穂さんは、10月28日の日にすでに、UAEの手術を終えられたみたいですね。

 

子宮動脈塞栓術(UAE)とは?

子宮筋腫につながる子宮動脈を塞栓物質でふさいで、筋腫に栄養や酸素を届けなくすることで、筋腫を小さくする治療法です。

矢部美穂さんが言われた通り、お腹に大きな傷口が残らず子宮も温存することができます。

その反面、デメリットもあり子宮筋腫を摘出するような手術ではないため、筋腫が容積が小さくなりますが、大きな筋腫の場合は、それほど縮小効果が十分ではない場合もあります。

子宮筋腫が大きい場合は、あまり選択しない治療法のようなのですが・・・。

 

子宮動脈塞栓術(UAE)の方法

  1. 一般的には局所麻酔もしくは硬膜外麻酔を行います。
  2. 太ももの付け根を5mm程度の切開し、大髄動脈からガイドワイヤーを挿入します。
  3. その後、総腸骨動脈➡内腸骨動脈➡子宮動脈へと血管カテーテルを挿入していきます。
  4. X線透視画面を見ながら、塞栓物質を注入する。
  5. 子宮動脈は左右1本ずつあるため、両側とも同様に塞栓物質を注入します。
子宮動脈塞栓術は、30分程度で終わるようですね。カテーテルを抜いた後は出血予防のため、しばらくは安静が必要になります。

入院期間は医療機関によって異なりますが、通常4~5日程度と言われています。

注入された塞栓物質は約1か月程で体内に吸収され、栄養と酸素を絶たれた筋腫は小さくなり、筋腫の容積は3ヶ月で50%、6~12ヶ月で30%までに減少されるといわれています。

矢部美穂さんがご自身のブログで、UAE手術の時のことを報告されていたましたが、部分麻酔のため手術中も意識があり、少し怖かった。と綴られていました。

麻酔もしっかり効いていたとのことで手術時の痛みは、殆ど感じることがなかったそうです。

術後は朦朧として歩くことが困難なようですが、時間と共に回復していくと思います。

 

子宮動脈塞栓術(UAE)の副作用

子宮動脈塞栓術の直後から、子宮収縮により酷い月経痛のような痛みが下腹部にあり、約6~12時間程度続きます。

この下腹部の痛みは、ほとんどの人に見られる副作用と言われていますが、硬膜外麻酔を併用することで軽減されるといわれています。

その他の副作用として、次のような症状が1週間程度起こる場合があります。

  • 発熱
  • 吐き気
  • 頭痛
  • 全身倦怠
  • 食欲不振

矢部美穂さんもやはり、副作用で吐き気・熱が出たようですね。

また、子宮内膜に近い筋腫内筋腫や粘膜下筋腫の場合、子宮動脈塞栓術(UAE)を行った後、子宮内腔へ飛び出すことがあります。

そうなると、感染が起こってしまい、子宮鏡による摘出を直ちに行わないと細菌が血中に入り敗血症になってしまうことがあります。

※ 術後に魚の腐ったような”おりもの”が出た時は、すぐに主治医に知らせる必要があります。

 

まとめ

いかがでしたか?

子宮筋腫が成人女性の3人に1人が罹る病気です。子宮筋腫が原因で起こる症状を知ることで早期治療も行うこともできます。

また、子宮筋腫の治療法は昔のように手術だけではなく、新しい治療法も開発されています。

今回は矢部美穂さんがされる、子宮動脈塞栓術(UAE)について紹介していきましたが、その他に子宮筋腫の症状や治療法などの記事を書いています。

子宮筋腫の手術。経験した私から伝えておきたい全ての事【保存版】

子宮筋腫の情報をまとめた目次ページになります。子宮筋腫で悩んでいるあなたに、役立てる情報だと思いますので、ぜひ読んでくださいね。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

主人と20歳になる娘の仲良し3人家族。家族の笑顔はママの腕にかかっていると、スーパー主婦を目指すアラフィフ主婦です。 日常の生活の中で、メモしておきたい出来事やお役立ち情報。 そして、お料理も好きだけど、食べ歩きは大好き!おススメの料理や、美味しいお店などの紹介を配信しています。