胃の病気・機能性ディスペプシアの体験談!現代人の胃痛・胃もたれの原因と対策法

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2016年12月11日(日)7:00~放送された、健康カプセル元気の時間では現代人の6人に1人が患っていると言われている胃の病気“機能性ディスペプシア”について放送されました。

胃の病気“機能性ディスペプシア”の症状を見たとき、娘の謎の胃痛の原因は“機能性ディスペプシア”だったんだ!!と思いました。

 

現代人の6人に1人が苦しんでいると言われている“機能性ディスペプシア”という胃の病気。娘の”機能性ディスペプシア”の体験談も織り交ぜながら、番組で放送された内容をご紹介したいと思います。

胃のトラブルは、老若男女が抱える国民病とも言える健康問題ですよね。

胃のトラブルの主な症状

  • 胸やけ
  • 膨満感
  • 胃もたれ
  • 胃痛
  • 吐き気

このような胃の不調を放置していると、症状はさらに悪化してしまうこともあります。どんな病気でも同じですが、原因が違えば対処法も異なりますよね。

肝臓の別名は”沈黙の臓器”と呼ばれていますが、胃の別名は”おしゃべりな臓器”と言われています。

胃は不調を訴えることが多いということで、おしゃべりな臓器と言われているんですね。

 

胃の病気・機能性ディスペプシア

機能性ディスペプシア、余り聞きなれない病名ですよね。ストレス社会の今、ストレスが原因の胃の不調が現代人に増えています。

機能性ディスペプシアとは胃の新しい病気で、2013年に正式に診断名として認められました。ディスペプシアとは消化不全という意味。

ストレスが原因になることが多い病気なんですね。

 

機能性ディスペプシアの症状

機能性ディスペプシアの特徴は、明らかに胃の不調があるにも関わらず、詳しく検査をしても胃に異常が見つかりません。

機能性ディスペプシアの診断基準

  • みぞおちの痛み・灼熱間
  • 食後の辛い胃もたれ
  • すぐにお腹がいっぱいになる
  • 胃に病気の原因が見当たらない

この症状のうち1つでも当てはまれば、機能性ディスペプシアと診断されます。

 

機能性ディスペプシアの原因

機能性ディスペプシアの原因の多くは、ストレスによるものと言われています。

正常な人の胃の働きは、食後すぐに胃の上部が拡張し食べ物をしっかりと貯蔵し、その後、胃のぜん動運動がはじまります。

しかし、機能性ディスペプシアを患った胃は、食後すぐに食べ物が胃の底へ流れてしまい、消化器機能が正常に働かなくなり“消化不良”を起こしてしまいます。

また胃酸過多になっているわけでもないのに、胃に激痛を感じる“内臓性視覚過敏”という症状を発症します。

機能性ディスペプシアに罹ると、ストレスがストレスを生むように、すべてが悪循環になっていきます。

 

番組内では、特に機能性ディスペプシアの治療法について話をしていませんでした。恐らく胃に異常がないので処方する薬がないのかもしれませんね。

ただ、機能性ディスペプシアの原因は、ストレスなので病院に行くだけで症状が和らいだり、話すだけでも症状が改善することがあると説明されていました。

ここから先は、実際に娘に起こった機能性ディスペプシアの体験談と、治療法についてご紹介します。謎の胃の不調で悩んでいる人の参考になればと思います。

 

娘が患った機能性ディスペプシアの体験談

娘に起きた”機能性ディスペプシア”の症状を具体的にご紹介します。

 

娘の”機能性ディスペプシア”の症状は、完全に回復するまで約1年間ほどかかりました。

2015年4月くらい胃の不調を訴えるようになりました。その頃、電話サポートの仕事をしていた娘は、ストレスをかなり抱えていました。

その後、上位の部署に昇格した娘は、電話サポートの人達が解決できなかった案件を引き継ぐような業務につくようになり、電話の向こう側のお客様は、かなり興奮状態にあり激怒していることも多かったようです。

要するにクレーム処理の最終段階みたいなものですよね。電話サポートのときにも理不尽なことが多かったようですが、最終解決できなくても上位部署に投げることが出来ました。

しかし、最終の上位対応部署になると逃げ場がなく、永遠と激怒しているお客様の対応をし続けなければいけない。そのストレスによって、娘のからだは崩壊していきました。

異常な娘の症状に、転職をするように促しましたが、どんな仕事でもストレスはあるから。と娘は頑張ってました。

 

「辞めることは逃げる事ではない、お前は一歩前進したことになる」という主人の言葉が切っ掛けとなり、2015年9月に退職。その時の様子は、人生楽しめ!嫌なときは嫌と言えばいい!で紹介しています。

 

実際に体験した機能性ディスペプシアの症状

本当に大変でした。症状が起きているときに、この機能性ディスペプシアという病気であることは分かりませんでした。

  • 激しい胃痛
  • 吐き気・嘔吐
  • めまい
  • 蕁麻疹
  • 無数の口内炎
何回も会社まで迎えにいき、何回も救急車で搬送され、夜間に救急病院に担ぎ込んだことか・・・検査をしても異常が全く見つかりませんでした。

 

娘の機能性ディスペプシアの症状は、ただの胃痛のようなものではありませんでした。余りの激痛に気を失うこともありました。

病院に救急搬送した時には、主人が医師に「早く胃の痛みを止める点滴を打ってやってくれ!検査は後でいい!」と喧嘩をすることもありました。

総合病院で内視鏡などの検査を受けても、胃の状態は健康な状態。

診断は、ストレス性のもので余り考えないように、もし症状が治まらないようであれば心療内科を受診するを勧められました。

 

機能性ディスペプシアの治療は、生活を変えてしまうこと

当然、胃に異常がないため内服薬も処方されず、心療内科を受診しましたが”ノイローゼ”と診断され”抗不安薬”のような薬が処方されました。

今まで市販されている色々な胃薬を服用しても殆ど効果がなかったのですが、抗不安薬を飲むと幾らか症状が緩和されました。

 

しかし、抗不安薬や抗うつ薬などは依存性があるイメージがありますよね。今度はこの薬を服用するのが不安になったため、とにかく家で静養し生活そのものを代えるようにしました。

今になって娘の病気は、機能性ディスペプシアだったんだなと分かったわけですが、一般的に機能性ディスペプシアは治りにくい病気と言われているようです。

娘の機能性ディスペプシアを発症して約6ヶ月、原因が特定できないまま症状は悪化しました。恐らくそのままの生活を続けていたら、今も症状が改善されることはなかったかもしれません。

機能性ディスペプシアの症状が回復した大きな原因は、思い切って“生活”そのものを変えストレスのない生活へとシフトしたことだと思います。

機能性ディスペプシアという病名は知らなかったですが、主人はストレスで胃の不調が出ているなら、ストレスをなくせばいいと思ったようですね。

 

主人は娘に「お前は美容の勉強してきて興味あるんやから、お前の知識をブログで紹介してみたらどうや?ブログも収入になるんやぞ、仕事に行かなくてもいいから美容ブログを書いてみろ!」と提案しました。

その後の主人の行動は早く、その日のうちに娘のデスクとパソコンを購入し、ブログを書く環境を整えてくれました。

自分の興味がある美容分野でしたが、”そんなのブログを書くだけでお金が入ってくるはずがないやん”と、娘は半信半疑でしたが、仕事を辞め美容ブログを書きはじめました。

結果、娘は半年足らずでOL時代と同じくらいの収入を得ることができ、現在1年4ヶ月が経過しましたがOL時代の約5倍もの収入を得るまで成長しました。

娘は「私の親は変わってるわ!仕事辞めさせてブログ書けとか。普通の感覚じゃない(笑) 変わった親の娘でよかった」と。

娘の機能性ディスペプシアを回復させたのは、ストレスの元になっていた仕事を辞め大好きな美容のことだけに集中した生活を送ったことだと思います。

自分の環境を変えることは難しいかもしれません。嫌なことから逃げるのは、良くないと言われるかもしれません。

でも、自分の環境を変える勇気、逃げ出す勇気も必要なこともあるのだと思います。

番組では、その他の胃の病気についても説明していたので、ご紹介しますね。

 

胃酸が原因で起こる胃のトラブル

胃の不調の原因は大きく分けると“胃酸”“胃の働き”の2つに分類されます。

これまで紹介した機能性ディスペプシアは、ストレスによって胃の働きの異常は原因で起こる、胃のトラブルでした。

ここから先は、”胃酸”によって起こる胃のトラブルをご紹介します。この胃酸による胃の不調も最近、増加傾向にある胃のトラブルですね。

 

中村・麻布十番クリニック院長 中村光康先生が解説してました。

胃酸が原因で胃にトラブルを抱えている、2名の男性の生活と症状を参考に説明されていました。人によって、症状が起こるタイミング・症状・痛みの種類が全くことなるんですね。

 

胸やけの原因は胃酸の逆流によって起こる逆流性食道炎

後藤浩行さん(54歳)は、40歳くらいのときから胸やけを感じるようになり、胸やけ歴15年。後藤さんの症状の特徴は、食後1時間くらいすると、胸のあたり熱く焼けるような症状を感じていました。

内視鏡カメラ検査をすると、胃の入口付近にブツブツとしたものがあり、毛細血管が出血しているヘマチンが発見されました。

また、胃の入口がギザギザしていました。

  • 毛細血管が出血しヘチマンができている
  • 胃の入口がギザギザしている

この2つの症状は、胃酸による傷跡で、胃酸が逆流することで起こる逆流性食道炎によって、胸やけの症状が出ていました。

 

胃酸が逆流すると、どうして胸やけするの?

胃酸は消化に大きく関わり、消化を行う分泌液pH1~1.5ほどの強酸性で、金属も溶かしてしまいます。

胃壁は、胃酸から粘液や胃粘液で守られているいますが、食道の粘液は胃粘液ほど強くないため、胃酸が逆流すると炎症を起こしてしまいます。

食道と胃をつなぐ下部食道括約筋は、食事中は胃に食べ物を送るため開いていますが、普段は閉じて胃酸の逆流から食道を守っています。

しかし、脂肪分の多い食事は消化しにくく、その分胃にも負担がかかります。するとその際、消化を手助けするために十二指腸からコレシストキニンというホルモンが分泌されます。

そのコレシストキニンというホルモンは、下部食道括約筋を緩めてしまう働きがあり、胃酸が逆流しやすくなるそうです。

脂っこい物を食べると、胸やけが起きやすくなるのがコレシストキニンというホルモンが分泌するためなのですね。

 

その他にも、デスクワークなどの仕事などで、猫背の状態が続くと腹圧によって胃を圧迫し、胃酸が逆流しやすくなるそうです。

姿勢と胸やけは深く関わりがあるようですね。

 

空腹時の胃痛は、胃酸が原因によって起こる”びらん性胃炎”

福原聡さん(53歳)は、空腹時胃の下の部分が痛みはじめ、刺すような痛みを感じていました。

内視鏡カメラ検査をすると、胃が膨れてしまい胃の中にイボのようなものが、多数発見されました。これは、胃酸によって起こるびらん性胃炎と呼ばれる症状で、ひだと頭頂部にできるのが特徴です。

福原さんのびらん性胃炎の原因は、飲酒によるものでした。

胃酸は食べ物があれば消化に使われるために胃を傷付けませんが、空腹時にアルコールを飲むことで胃酸分泌を促し、アルコールを飲みすぎると胃酸が過剰に増えた状態になります。

また、アルコールは胃粘膜を直接傷つけてしまうそうです。

アルコールによって空腹時に増えた胃酸が、傷口をさらに刺激し胃痛を引き起こします。

 

胃を胃酸から守る成分 ムチン

胃酸から胃を守るのは胃粘液なのですが、胃粘膜の主な成分はムチンです。

ムチンはネバネバ成分の元になるもので、山芋・里芋・レンコン・なめこ・納豆などの食品に多く含まれています。

食事でムチンが豊富な食材を摂ることで、胃粘膜を潤し保護してくれます。

 

胃を胃酸から守る成分 ビタミンU

もうひとつおすすめの成分は、キャベツやブロッりーなどに豊富に含まれているビタミンUです。ビタミンUは、傷ついた胃粘膜の修復を促進します。

ビタミンUは水に溶けやすいので、茹でるよりも蒸し調理をするようにしましょう。

胃酸過多の症状は、日常生活に原因があることが多く、誰にでも起きる可能性が高いと言われています。

年齢と共に、脂っこいものを食べることができなくなるのは、胃酸との関係がありますが加齢と共に、胃の動きが低下したり、消化能力が低下するからなんですね。

 

胃を胃酸から守る方法 唾液の分泌を促す

だ液は消化を助ける他、胃酸を中和させ胃粘膜の傷を修復する働きをしています。よく噛むことで、唾液の分泌を促すことができます。

番組では、唾液の分泌を促す方法を紹介していました。とっても簡単なので、今日からはじめることができますよ。

 

● 唾液の分泌を促す、おサルさん体操のやり方

猿の顔前をするように、口を閉じて歯と唇の間に舌を入れて4~5回まわすだけ!だ液をだすだ液腺が刺激されます。

●唾液マッサージ

耳の下のくぼみをゆっくり円を描くようにマッサージすることで、だ液線を体表面から刺激を与え、唾液分泌が促されます。

 

まとめ

ひと言で胃のトラブルと言っても、起こる原因や症状によって対処法が異なるようです。

また、慢性的な胃のトラブルで悩みを抱えている人は、新しい胃の病気”機能性ディスペプシア”かもしれません。

胃には全く異常がないにも関わらず、辛い症状が続いている場合は、消化器専門医を受診してみてくださいね。

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

主人と20歳になる娘の仲良し3人家族。家族の笑顔はママの腕にかかっていると、スーパー主婦を目指すアラフィフ主婦です。 日常の生活の中で、メモしておきたい出来事やお役立ち情報。 そして、お料理も好きだけど、食べ歩きは大好き!おススメの料理や、美味しいお店などの紹介を配信しています。