経験したからわかる子宮筋腫の症状や検査方法について

生理痛

私が子宮筋腫にあることを知ったのは28歳でしたが、リュープリン治療そして腹腔鏡下手術をしたのが45歳のときでしたが、経験しないと気が付かないことが沢山ありました。

子宮筋腫は女性の3人に1人が持っていると言われています。インターネットで色々な情報がありますが、同じような情報ばかりで私が本当に知りたい情報は余りありませんでした。

子宮筋腫は苦痛な症状が少ないことから、妊娠中に子宮筋腫を発見することも多く「お腹の赤ちゃんは大丈夫なのか」など不安な人もいると思います。

妊娠中に子宮筋腫があるとどのように影響するのかは「妊娠中に子宮筋腫があったらどうなるの?また赤ちゃんへの影響は?自然分娩できる?で紹介しています。

経験した人にしか分からない子宮筋腫の症状、実際の検査法など詳しく紹介していきますね。

 

子宮筋腫が原因で起こる症状

病名が同じでも筋腫のできる場所や大きさ、数によって起きる症状はさまざまです。子宮筋腫によって起こる代表的な症状と、実際に私が経験した見落としがちは症状を紹介します。

子宮筋腫は、命に関わることがあるような病気ではありませんが、見落としがちな症状を知ることで経過観察をすることができます。

また、子宮筋腫を小さくする生活習慣子宮筋腫に効果がある漢方薬なども存在し、早期発見することで治療法の選択肢が広がります。

私は45歳の時には既に子宮筋腫が巨大化していたため、子宮全摘することになってしまいました。

もしかしたら・・・という症状がある人は、治療はゆっくり考えるとして検査は受けておくことをおすすめします。

子宮筋腫の症状① 過多月経

子宮筋腫の症状の中で一番多い症状は過多月経ですが、月経異常の状態でありながら意外と気がつかないことも多いように思います。

私の場合は出血量が多いと感じたことはありませんでしたが、月経期間が長かったこと、レバー状の塊の症状がありました。しかし、毎月のことなので特に気にすることもありませんでした。

過多月経の主な症状

  • 出血量が多い
  • レバー状の塊が出てくる
  • 月経が10日以上ダラダラ続く
  • 不正出血がある

筋腫があると子宮内膜の表面積が広くなり、はがれる内膜の量が増えることにより出血量が増えてしまったり、子宮内で血液が溶けにくくなりレバー状の塊となって出てくるようになります。

ただ月経時の血の塊は正常な女性でも起きる症状です。子宮筋腫など病気が原因で起きている月経時の血の塊は特徴があります。

【子宮筋腫の症状】生理のときに血の塊!人には絶対に聞けない!!でも紹介しているので参考にしてくださいね。

 

月経以外に不正出血があると明らかに異常を感じるますが、月経が長引く症状については余り気にならないことが多いと思います。

10日以上ダラダラと月経が続く場合は、子宮筋腫ではなくても子宮に何らかの異常が起きていると考えた方がいいでしょう。

 

子宮筋腫の症状② 月経痛

月経痛も子宮筋腫の症状でよく見られる症状ですね。月経時に子宮筋層の収縮が不均等に起こり痛みが出ると考えられています。

過多月経や月経痛のことを「月経困難症」と呼びますが、生殖器官が正しく機能してないから起きている現象です。

私は「月経中=不快なもの」であって当然と思っていましたが、間違った認識だったんですね。

また、子宮筋腫の痛みの中には強い痛みを伴う”子宮筋腫変性”による痛みもあります。

子宮筋腫変性とは、筋腫の状態が急激に変化することで強い痛みを感じることがあります。これは珍しい症状ではないと言われています。

筋腫を持っている人は、子宮筋腫変性という症状があることを知っておきましょう。

子宮筋腫変性の症状については、その痛み!子宮筋腫変性が原因じゃないの?でご紹介してます。

 

月経痛が酷い場合は、生理痛の薬を服用している人も多いと思いますが、生理痛の薬を選ぶときには、非ステロイド系消炎剤を選ぶようにしてください。

鎮痛剤をできるだけ服用したくない方は、女性ホルモンの乱れ整え生理痛を緩和してくれるサプリメントなどを試してみるのもいいかもしれまん。

月経で悩んでいる女性に支持されているサプリを2つご紹介しますね。

サプリメントや市販薬で痛みが抑えられない場合は、専門医を受診し薬を処方してもらうようにしてくださいね。

 

子宮筋腫の症状③ 貧血

月経困難症によって月経の出血量が増え、鉄分が不足し貧血をおこすようになります。

貧血の状態がひどくなると、動悸や息切れ、めまいやふらつき、倦怠感などを感じるようになり、日常生活に支障が出てくることもあります。

子宮筋腫は経過観察から治療をはじめるタイミングは、日常生活に支障が起きるかどうかで判断されます。貧血によってその他の症状が出てきている人は、治療をはじめるタイミングになっているかもしれません。

貧血の症状がある場合は、専門医を受診し適切な検査を行い、鉄剤などを処方してもらうようにしましょう。

 

子宮筋腫の症状④ 圧迫症状

圧迫症状は余り知られていない症状です。子宮筋腫の位置や大きさによって、他の臓器を圧迫し影響を与えてしまうこともあります。

  • 膀胱を圧迫することで排尿障害になる
  • 直腸を圧迫することで便秘になる
  • 骨盤内の静脈を圧迫することで腰痛になる

圧迫症状が既にみられる場合は、子宮筋腫が大きくなっていることが考えられます。

私の場合は子宮筋腫の大きさが影響し、便秘と腰痛の2つの圧迫症状がありました。しかし、子宮筋腫が原因で起こっているとは思っていませんでした。

便秘については日常的に便秘薬を服用していましたが、乳酸菌サプリを飲みだしてからは改善されていました。主治医からは腸を圧迫しているから酷い便秘になっていませんか?と言われたので、乳酸菌サプリの効果だったのでしょう。

それよりも慢性的な腰痛に悩まされていました。腰痛は持病と思っていましたので、子宮筋腫の手術を受けた直後から何をしても治ることがなかった腰痛が全くなくなりました。

圧迫症状の腰痛についてはその腰痛大丈夫?子宮筋腫が大きくなっているかも!で詳しく紹介しています。

 

子宮筋腫の症状⑤ 不妊・流産

子宮筋腫が不妊症や流産の原因になっていることもよくあります。

子宮筋腫があると子宮内膜が薄くなったり、萎縮したり、逆に分厚くなってしまったりして子宮の内側が凸凹に変形し炎症を起こしやすく、着床しづらくなるためと考えられています。

また、卵管の根元付近に筋腫があると、精子や受精卵を運ぶ機能が低下するからとも言われています。

娘は一人っ子です。妊娠をしたとき産婦人科の先生から「筋腫マン」とあだ名をつけられ、「妊娠したのは奇跡」と言われたことがありました。

また、妊娠中に早産の危険があると2度も入院しました。無事に娘を出産することができましたが、その後妊娠することはありませんでした。

「妊娠したのは奇跡」という先生の言葉「その後妊娠することはなかった」ということは、子宮筋腫が原因で不妊症になっていたのだと思います。

 

子宮筋腫の代表的な症状を紹介しましたが、症状が全くない場合の方が多いと言われています。

28歳の時に子宮筋腫があることを知り、治療をしたのが45歳のときですから、それまでに全く症状が出ていなかったのではなく、気付いていなかったと言うほうが正解かもしれません。

私の場合は月経困難症・便秘・腰痛という圧迫症状があったにも関わらず、45歳で婦人科を受診したときに主治医に「全く症状はありません」と答えていました。

月経困難症も便秘も腰痛も子宮筋腫が原因と思っていなかったからなんです。

当時の私にもっと知識があれば、子宮を全摘出するようなことはなかったかもしれませんね。知識の大切さがよくわかります。

子宮筋腫の検査はどんなことをするの?

どんな病気でも、どんな検査をするのか不安だし、検査の結果を待つ間もドキドキしますよね。

特に婦人科は出来れば行きたくない病院のひとつではないですか?私が子宮筋腫があることを知りながら、検査などに行かなかったのは、行くのは嫌だったのが一番の理由かもしれません。

男性の場合は会社などで定期的に健康診断などがありますが、女性の場合は何か切っ掛けがないと、健康診断も何年も受けてない人も多いと思います。

私は44歳の時に胃痛で救急搬送され、胃や腹部の触診のときに「子宮筋腫じゃないですか?すごく大きくなっているので、このまま放っておくと大変なことになりますよ。」と言われたのが検査の切っ掛けになりました。

今更ですが、もっと早いタイミングで検査を受けるべきだったな。と後悔しました。

 

子宮筋腫の検査 初診の日

子宮筋腫などの検査は婦人科であれば、どこでも受けることができますが、小さい病院になると設備などの問題もあり、治療方法も限られてきます。

出来れば設備の整っている病院を選ぶことも大切になります。大学病院などの場合は、かかりつけ医から紹介状を書いていただくことでスムーズに受診することができます。

3年前の話になるので、初日のことを明確に覚えていませんが、初診のときに受けたであろう検査をご紹介します。

初診のときに受けた検査

  • 問診
  • 血液検査・尿検査
  • 内診・子宮鏡検査・細胞診

初診の内診・子宮鏡検査で、その場で子宮筋腫があるかどうかが分かります。

子宮筋腫の検査の方法は、知っておけば安心♡病院での子宮筋腫の検査の方法と注意することで詳しく紹介していますので、参考にしてくださいね。

婦人科の先生の説明を受けながら内診・子宮鏡検査が行われます。検査をしながら、こんな会話をしました。

先生
紹介状に巨大化した子宮筋腫って書いてたけど、本当に巨大化しているね。
sayuri
内科の先生に、このまま放置してたら大変なことになるよと言われたんです。
先生
これから、どうしますか?
sayuri
どうしたらいいですか?

 

この時、わたしの子宮の大きさはお臍のすぐ下の位置まで大きくなっていました。正常は女性の子宮はニワトリのタマゴくらいの大きさなので、かなり巨大化していたわけです。

婦人科の先生に「本当に巨大化しているね。」と言われたときには、開腹手術を覚悟したのですが、私は先生に質問してみました。

sayuri
手術は早い方がいいですか?
先生
この大きさやったら手術を考えてもいいけれど、今すぐに手術しないといけないこともないよ。
sayuri
手術しなくても大丈夫ってことでしょうか?
先生
今、緊急を要する感じでもないから、ゆっくり考えればいいです。

 

内科の先生から、今すぐに何とかしないと大変なことになる!と言われたので、婦人科の先生の反応は意外でした。

 

子宮筋腫の手術の判断基準は、日常生活に支障があるかどうか。

そもそも筋腫そのものは、命にかかわような悪性の病気ではありません。

子宮筋腫の手術をするかどうかの基準は、筋腫の大きさではなく日常生活に支障があるか

酷い貧血状態にあったり、月経困難症が酷くて日常生活に支障がでる場合は、筋腫の大小に関わらず治療を考える必要があります。

しかし、筋腫が大きくても日常生活に支障がないのであれば、経過観察し閉経まで待つという選択肢もあると婦人科の先生から説明を受けました。

子宮筋腫は閉経と共に小さくなりますが、私の場合は平均閉経年齢まで5年という微妙な年齢でした。

sayuri
先生はどう思われますか?
先生
今すぐ手術をするような緊急性はないけれど、今すぐ症状が出る可能性が高い。症状が出る前に治療する方がいいかもしれない。
sayuri
開腹手術ですか?
先生
体への負担を考えると、半年間ホルモン治療をして筋腫を小さくして腹腔鏡手術で摘出する方法を選択する方が良いでしょう。

 

通常は大きい筋腫の手術は開腹手術になることが殆どのようですが、絶対に開腹手術でないといけないわけではありません。

ホルモン治療を行い筋腫が小さくなれば、からだに負担が少ない腹腔鏡下手術で摘出することもできます。ただし、病院の設備の問題などもあるため、病院を調べることが大切になります。

しかし私の筋腫はひとつだけではなく大きいのが3個、あと小さいのが複数あるので筋腫のみを摘出するのではなく子宮全摘手術したほうが良い。というのが先生の意見でした。

子宮全摘という話を聞いたときは、さすがにショックで「わかりました。」と即答することはできず、先生にこんな質問をしました。

sayuri
筋腫だけ摘出するこは絶対にできませんか?
先生
不可能ではないけれど、もし筋腫だけを摘出したとしても筋腫が直ぐにできてしまうし、子宮に何ヵ所も傷をつけるはよくないからね。
sayuri
ということは、子宮筋腫の手術を受けるということは、子宮が無くなってしまうということなんですね。
先生
心配しなくても、そんな大した手術じゃないよ。

 

先生の「大した手術じゃないよ!」の言葉に驚いてしまいました。確かに先生にとっては、子宮を摘出することなんて大したことではないのかもしれません。

しかし、女性として子宮を失うことは、大変なことです。先生には失礼かもしれませんが、職業病じゃないこの先生。と思ってしまいました。

45歳になってもう子供を産む年齢ではありませんが、子宮全摘手術しないといけないという現実を受け入れるまで、ちょっと時間がかかりました。

 

その他の子宮筋腫の検査

初診の時に、超音波とCT検査の予約を取って帰りました。手術前にはMRI検査をしてさらに詳しく調べていきます。

検査の中で一番嫌なのは、内診と子宮鏡検査ですね。その他の検査は、痛みとか苦痛さはありませんが、CT検査の場合は放射線を使う検査になるので被ばくに対するリスクはありますね。

もちろん、病気の進行状態などを詳しく調べる必要がある検査だと思いますが、がん患者への放射線過剰照射事故などの問題も起きているので、本当は大変な検査なんですよね。

その後、私は半年かけてリュープリン治療(ホルモン治療)をしてから、腹腔鏡下手術で子宮全摘手術を受けることとなりました。

本格的な子宮筋腫の治療は子宮筋腫のリュープリン治療と腹腔鏡下手術のすべて!をチェックしてください。治療や手術でも余り知られていない驚きのことがありました。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか?お役に立つことが出来たら幸いです。

この記事だけではなく、子宮筋腫についてさまざまな記事を書いています。

子宮筋腫の手術。経験した私から伝えておきたい全ての事【保存版】

子宮筋腫の情報をまとめた目次のようなページです。
子宮筋腫で悩んでいるあなたの役に立てると情報だと思いますので、是非読んで下さいね。

 

2 件のコメント

  • 51歳です。2年ほど前から酷い月経痛と多月経でしたが、婦人科検診で異常なしと言われていました。
    ところが昨年、風邪をひいただけで動けなくなって内科の診察を受けたことから、酷い貧血状態であることと、MRI検査でソフトボールの大きさの子宮筋腫が見つかりました。
    今、ホルモン治療しながら、閉経を待っている状況です。外科的治療をしなくてよいのか不安でしたが、こちらの専門医との会話のやり取りが、この治療もありなんだと思い安心しました。

    • うめまるさん、コメントありがとうございます。

      昔は子宮筋腫の治療は手術でしたが、経過観察も多いようですね。
      平均閉経までの期間と現在の症状によって、治療法は異なると思います。

      私の場合は、筋腫が巨大化し他の部分にも影響していたので
      最終的に手術で摘出しましたが、手術はリスクもあるので
      ホルモン治療で、貧血が改善されるといいですね。

      お大事になさってください。

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    主人と20歳になる娘の仲良し3人家族。家族の笑顔はママの腕にかかっていると、スーパー主婦を目指すアラフィフ主婦です。 日常の生活の中で、メモしておきたい出来事やお役立ち情報。 そして、お料理も好きだけど、食べ歩きは大好き!おススメの料理や、美味しいお店などの紹介を配信しています。