妊娠中に子宮筋腫があったらどうなるの?経験したから分かる本当の話

妊婦さん

成人女性の3人に1人が子宮筋腫があると言われていますが、自覚症状がないことが多く、妊娠検査が切っ掛けに筋腫があることを知るという人も多いようですね。

実は私も長女を妊娠した時に、子宮筋腫があることがわかりました。

その時の様子は、経験したからわかる子宮筋腫の症状や検査方法についてのページで紹介していますが、とにかく不安な日々を送っていました。

今から20年前の事ですから、インターネットなどで情報を調べるという手段もなく主治医のいうことが全てでした。

今では、スマホで検索すれば子宮筋腫のことを調べることができますが、難しい専門的なことよりも、実際に子宮筋腫で悩んでいる人が知りたい事は専門的な知識ではないと思いました。

難しい専門用語をいっぱい並べられても、さっぱりわからないですよね。

ということで、私は18年間、子宮筋腫と付き合ったからこそ分かること!28歳の時に子宮筋腫を発見し、45歳で子宮筋腫を摘出手術を受けた18年間の体験談を紹介することにしました。

子宮筋腫の症状や、検査治療手術、そして余り知られていない手術後のことなど、自分で経験したからこそわかることを書こうと思います。

 

子宮筋腫があるのを知ったのは妊娠したとき

私が自分の子宮の中に筋腫があることを知ったのは、娘を妊娠した時でした。

本来なら産婦人科の先生に「おめでたですよ!」言われる感動の瞬間のはずが、私の場合は「おめでたですよ!」ただし…その後がありました。

大きな子宮筋腫がみつかりました!

私は何を言われているのか全く理解できず、気分が悪くなったところまでは記憶にあるのですが、次に気がついた時には病院のベッドの上でした。

そのまま気を失ってしまったんですね。それくらいショックな出来事でした。

そして主治医にはじめて言われた言葉、今でも覚えています。

主治医
6ヶ月しっかりお腹の中で赤ちゃんを育てましょう!6ヶ月までお腹にいれれば、赤ちゃんは大丈夫だから
・・・
主治医
子宮筋腫は不妊症の原因になるから、あなたの場合は妊娠したこと自体が奇跡に近い。大切に育てましょう。

 

6ヶ月の赤ちゃんの体重は1000gにも満たない大きさです。

もし赤ちゃんに小さいだけならいいですが、赤ちゃんに色々な障害がでてしまったらどうしよう。

不安な妊娠生活を送ることになりました。

 

子宮筋腫ってどんな病気?

子宮筋腫を患っている人は、成人女性の中でどの程度いると思いますか?

20代以降の女性の3人の1人が子宮筋腫を持っていると自覚していますが、自覚していない人を含むと2人に1人が子宮筋腫をもっている。

一般的には3人に1人とよく書かれていますが、主治医は「子宮筋腫があっても知らないままの人も多いですよ。」と言われていました。

筋腫は良性の腫瘍なのですが、できる場所などによっては大きくなっていても自覚症状がないため知らずに閉経を迎える人も多いようですね。

私の母も45歳の時に子宮筋腫の手術を受けていたので、「子宮筋腫は子宮にできる良性の腫瘍で、悪性ではないので命に関わるような病気ではない」程度の知識はありました。

私は妊娠中で一人のからだではなかったため、当時子宮筋腫のこと「家庭の医学書」のような専門誌で調べました。

 

子宮筋腫の原因とは?

今更、子宮筋腫の原因を知る必要もないと思われるかもしれませんが、どのような病気でも必ず「原因」があると思います。

原因を知ることは、とても大切なことだと思うので少し取り上げてみました。

子宮筋腫は解明されていない部分が多い病気ですが、影響される原因についてはある程度は特定されてきているようです。

女性ホルモンが影響している

子宮筋腫は初経前の女性には発症することはありませんが、生まれつき持っていた素因に卵巣から分泌される女性ホルモンが影響し筋腫が大きく成長するのではないかと言われています。

生まれ持った素因は変化することがないと考えられています。そのため、一度筋腫を摘出しても直ぐに筋腫ができる可能性も非常に高いんですね。

また、閉経後の女性は女性ホルモンの分泌が減少するため、子宮筋腫の成長はストップし小さくなっていきます。

昔は子宮筋腫が発見されると摘出していたようですが、現在では発見される年齢によってはそのまま閉経まで治療などを行わず経過観察することも多いようです。

子宮筋腫は遺伝する

子宮筋腫は遺伝じゃないか?この遺伝説の考え方はさまざまなようです。

どのような病気でも生活習慣などが大きく影響していることがあると言われているので、遺伝と考えられている部分は生活習慣なのかなと感じることもありますね。

食事や生活の習慣は、結婚後も受け継がれる感じがします。

子宮筋腫の遺伝説については、わたしが20年前に調べたときには遺伝すると言われていたように思います。

私の家系をみると、母も子宮筋腫で手術をしていましたし、母の姉妹も子宮筋腫の手術を受けています。私の子宮筋腫は遺伝だと思っていました。

しかし、成人女性の2人に1人は子宮筋腫をもっていることを考えると、遺伝ばかりではなく日本人の生活習慣などに問題があるのかもしれません。

それは、子宮筋腫の患者数の変化を見ると分かります。

食生活の変化によるもの

子宮筋腫は、日本の欧米食が普及した頃から急激に患者数が増えています。

子宮筋腫は欧米に多い病気で、日本では余り見られなかった病気のようです。

私たちの時代は欧米食が急激に普及した時代なので、子宮筋腫だけでなく生活習慣病なども食生活の変化というのは大きな原因のひとつかもしれませんね。

 

朝シャンが原因

1987年頃、「朝シャン」という言葉がブームになったことがありました。シャワー付きの洗面台が誕生したのも、この時期でした。

私も中学生・高校生の時には、夜にお風呂で頭を洗い、朝はシャンプードレッサーでシャンプーをしていました。

しかし、いろいろなメーカーが放送していた朝シャンのCMがなくなりました。

その真相は明らかにされていませんが、シャンプーなどに含まれる界面活性剤が子宮に蓄積され影響を及ぼすと言われるようになりました。

羊水がシャンプーの匂いがすることがある、子宮の病気が急増したことで、朝シャンのCMが禁止された。など色んな噂がありました。

子宮筋腫に直接影響があるかどうかは明らかではありませんが、髪の健康を考えても1日に2回もシャンプー剤を使うことが、余り良いことではありません。

シャンプー剤も界面活性剤なども含まないものを選ぶようにし、多くても1日1回にしておいた方がいいですね。

 

妊娠中に子宮筋腫があったらどうなるの?

当時の私が、一番知りたかったことが「妊娠中に子宮筋腫があったらどうなるの?」ということでした。

妊娠初期は女性ホルモンが急激に増えるため、筋腫も女性ホルモンの影響を受けて大きくなる傾向があります。

妊娠前は小さくてわからなかった子宮筋腫も、妊娠をしたことによって大きくなり発見されることも多いんですね。

子宮筋腫がある妊婦さんは、正常な妊婦さんと比べると子宮収縮が起きやすく、流産や早産の危険性が高くなります。

お腹の張りなどを感じたらすぐに病院に行くようにしてくださいね。

ここから先は、私の妊娠中の体験談をお話したいと思います。

 

妊娠中に子宮筋腫が見つかった!私の体験談

妊娠中の子宮筋腫の大きさは、新生児の赤ちゃんの頭くらいの大きさにまで大きくなっていました。エコーなどで見ると胎児よりも筋腫の方が大きかったですね。

大きい子宮筋腫があるだけでも流産や早産の危険性が高くなるのですが、胎盤部分に子宮筋腫が出来ていたために、胎盤部分が伸びずに剥がれてしまう危険性がありました。

私の主治医は、産婦人科医として有名な先生で今まで色々な妊婦さんを診てきた先生でした。その先生から「筋腫マン」とあだ名をつけられたくらい、大変な状態だったのだと思います。

主治医と目標を立てながら、ひとつひとつクリアーしていきました。

 

目標は6ヶ月お腹の中で育てること

定期健診は毎週でした。出産方法ははじめから帝王切開と決められていて、出産と同時に子宮筋腫を摘出することになっていました。

3ヶ月の時と、5ヶ月の時に不正出血があり、切迫早産の疑いということで入院生活を送りました。

6ヶ月目に入ったときは、赤ちゃんの命は大丈夫だと。本当に嬉しかったですね。妊娠がわかったときよりも感動しました。

 

この後は、1日でも多く赤ちゃんをお腹の中で守り続けるが目標です。

6ヶ月を過ぎた頃から頻繁にお腹が張っていました。ただお腹が張るだけでなく、脚の付け根が痛くなるくらい酷いお腹の張りでした。

当時、主治医からは「手を高くあげないように」と注意をされていましたので、妊娠中にお腹が張ったときは、手を高く上げない方が良いようですね。

結果的には、38週までしっかりお腹の中で育ち、出産の日を決める予定になっていた日。

主治医
よく頑張ったね。自然分娩で出産しよか!
え・・・自然分娩?自然分娩の勉強してないけど・・・

 

主治医が突然「自然分娩で出産しよか」と、ずっと帝王切開だと思っていたので土壇場で自然分娩になりました。

 

37週に入って正期産になって安心していたら、赤ちゃんの体重がどんどん減っていくという事態が発生

先生
筋腫が赤ちゃんの栄養を取ってしまってるなぁ・・もう出産しよか!
え・・・

 

いつも突然です。このままでは、赤ちゃんに栄養がいかないということで38週目で分娩誘発剤を打って出産することになりました。

 

子宮筋腫があると出産のリスクは?

大きな子宮筋腫があると出産時に大出血する可能性があり、輸血する可能性があると説明を受けました。

リスクのないお産はないと思いますが、子宮筋腫のできている場所や大きさによっては、通常のお産よりもリスクを伴うことは覚悟しなくてはいけません。

かなり緊張した環境の中での出産でしたが、朝9時に陣痛促進剤の点滴をスタートし、2時間半くらいで出産という超安産!

生まれてきた赤ちゃんは2310gで身長は47cm。ちょっと細い赤ちゃんでしたが、めっちゃ可愛くて綺麗な元気な赤ちゃんでした。

退院するときは、2200gくらいしかなありませんでしたが、生期産で生まれたし、赤ちゃんも元気だったので予定通り退院することができました。

娘は、すくすくと育ち成人式も迎え、今は22歳になります。その後、赤ちゃんを授かることはありませんでした。

 

妊娠中の子宮筋腫で気をつけること

子宮筋腫があると子宮収縮が起きやすく、流産や早産の危険性が高くなります。実際に私も切迫早産の疑いで2度も入院しました。

そして、お腹の張りが強かったりします。少しでもいつもと違うと思ったら、すぐに主治医の先生に診てもらうようにすることが大切です。

後もうひとつは、小児科の設備もしっかり整っている病院を選ぶことも大切だと思います。

私が通院していた病院は、産婦人科も有名な病院でしたが小児科の設備も整っている病院でした。もしかしたら早産で産まれてきてしまうかもしれません。

お母さん、赤ちゃん2人共すぐに対応できる病院選びも重要になってくると思います。

 

まとめ

今日は私の体験を交えながら、子宮筋腫の症状や原因、子宮筋腫がある場合の妊娠生活から出産まで紹介しました。

 

子宮筋腫だけでなく、どのうような病気でも起きる症状は人によって違います。

当時、「6ヶ月お腹の中で育てることが出来れば」とか「出産方法は帝王切開」など、心配・不安・恐怖でおかしくなってしまいそうになっていた時期もありました。

結果的には、切迫早産の疑いで2回入院したものの38週で自然分娩で出産することができました。

とっても不安な毎日を送っている妊婦さんにひと言!

妊娠中はママと赤ちゃんの大切な時間です。マタニティライフを楽しんでくださいね。

 

もちろん、普通の妊婦さんとは違います。日々気をつけることは沢山あります。

でも、起きるかどうかわからないことを一生懸命考えるよりも、必ずあなたの赤ちゃんとして生まれくれる、赤ちゃんのことを色々と考えながら毎日を送ることのほうが大切だと思うからです。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか?お役に立つことが出来たら幸いです。

この記事だけではなく、子宮筋腫についてさまざまな記事を書いています。

子宮筋腫の手術。経験した私から伝えておきたい全ての事【保存版】

子宮筋腫の情報をまとめた目次のようなページです。

子宮筋腫で悩んでいるあなたの役に立てると情報だと思いますので、是非読んで下さいね。

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ABOUTこの記事をかいた人

主人と20歳になる娘の仲良し3人家族。家族の笑顔はママの腕にかかっていると、スーパー主婦を目指すアラフィフ主婦です。 日常の生活の中で、メモしておきたい出来事やお役立ち情報。 そして、お料理も好きだけど、食べ歩きは大好き!おススメの料理や、美味しいお店などの紹介を配信しています。